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地域情報リンク集 フォーカス@Christy-富樫漆器店

サイト:富樫漆器店

URL:http://www.tsuishu.jp/

富樫漆器店

運営者:富樫漆器店

所在地:新潟県村上市

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富樫漆器店は、新潟県村上市の富樫漆器店が運営しています。

新潟県村上、伝統の木彫り漆器「堆朱」の専門店です。

江戸時代から続く伝統あるこの漆器は、使い込むほどに光沢を増していきます。

全国に知れ渡る村上堆朱の名に恥じないよう、当店では最高の材料を使い、最高の品質のものを作ろうと一つ一つの工程を手作業で丁寧に行っています。

茶托をはじめとした茶関連、銘々皿、菓子器、盆、花瓶・花台、硯箱、夫婦箸や徳久利袴などの商品を取り扱っています。

実用目的のものが多いですので、飾っておくだけではなく毎日の生活の中で大いに使っていただきたいと考えています。

漆器のお手入れ方法などご注意点は漆器の取扱いについてをご覧ください。

堆朱はご自宅で使っていただくのはもちろん、退職祝い、結婚祝い、還暦祝い、結婚式の引き出物などのご贈答としても喜ばれます。


堆朱には漆を塗り重ねるという意味があります。

その名のとおり、何度も漆を塗り重ね、その作成工程は10以上にも及び、天候、湿度によって作業が制限されるため、1ヶ月~2ヶ月もの月日がかかります。

丹念に作られた天然素材のみを使った堆朱は親から子へ、子から孫へと代々引きついで使うことのできる丈夫でそして年数を経るごとに深いツヤをましていくという、職人の技が生きる伝統工芸品です。


村上堆朱の歴史村上市は古い城下町で、江戸時代に京都からきた漆工がその技法を伝えたのが堆朱の始まりとされています。

歴代藩主もこの技法を奨励し、300年前には漆奉行なるものがおかれ、急速にその技術が発達しました。

また、当時江戸の村上藩邸に使えていた武士達もたしなみの一つとして木彫の技術を学び、これが故郷村上で発達していた漆塗と結びつき、今日のようなすばらしい木彫堆朱となったのです。

そして、今日の村上堆朱が全国に知られるようになるには、その後の数百年間伝統を守りつつ改良を絶えず続けてきた名工たちがこの村上にいたことを忘れてはなりません。

その名工たちの技を受け継ぎ、私達今日の村上堆朱職人も、日々研究と技術の鍛錬に努めています。

村上堆朱 文化財指定について江戸時代に始まる村上堆朱は、彫刻と、きゅう漆法に総合された芸術品で、その彫刻面細部の「きゅう漆法」には「指頭塗」により優良な国産漆を用い、また整形中、塗研ぎにも硬質の砥石を用いるなど、他に類を見ない高度の技術で工作されています。

この特色ある意匠技術をもつ、村上堆朱は、昭和31年2月に新潟県文化財に指定され、同年3月には、国の記録化の対象に選定されました。

そして、昭和51年2月には通産大臣より、村上木彫堆朱として国の伝統工芸品の指定を受けました。

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